先日あるテレビ番組でスーパーボランティア尾畠春夫さん奇跡の救出劇の裏側と行動哲学について放送されていました。 経営や人生設計にも参考になる部分があったのでご紹介します。
尾畠春夫さんは生い立ちは下駄の製造販売を営む家庭で7人兄弟の三男として生まれたそうです。家族が多く大変なので農家へ奉公に行くことになり、中学卒業までほとんど学校にも行けず農家に住み込みで働いたそうです。
厳しい奉公で身に付けたのは以下の4つです。
①夢をもちなさい
②目標を定めなさい
③計画を立てなさい
④実行しなさい
尾畠さんの場合
①夢をを持つ
15歳の頃魚屋になる夢をもっていました
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②目標を定める
魚屋の店を持つ
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③計画を立てる
・3年間鮮魚店で魚のさばき方などの基礎を学ぶ
・さばき方を覚えたら次に3年間でフグの調理師免許をとる
・フグの調理師免許をとったら3年間で都会の鮮魚店で商売の仕方・コミュニケーション術をマスターする
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④実行
計画をすべて実行した結果、28歳の若さで魚屋の店を持たれたそうです。
2歳児行方不明の捜索にも「必ず助ける」という目標をたて、まず捜索エリアを5つに分け、仮説をもとに優先順位を決め、実際に行動して救出に成功したそうです。
現在コロナの影響により、世界規模で不安定な経済状況になっております。
このような時こそ行き当たりばったりではなく、いろいろな仮説を考えて、いろいろなパターンの計画を事前に考えて、まとめておくことが大事ではないかと思います。
また、コロナ対策支援の情報を共有しするため、福島の他の事務所や全国の会計事務所とつながり大きい視野で取り組み実務的なことができたらと思い、最近ChatWorkを始めました。よりよい情報を難局を乗り切る手助けになればと考えております。
(by M・S)