以前働いていた職場は本宮でした。本宮の会社が移転するまでは中條という街中の地区で、思い出がたくさんあります。
10月12日深夜、本宮市中條で阿武隈川氾濫というニュースを見た時は衝撃をうけました。
12年間通っていた『第二のふるさと本宮』がとショックをうけました。
地元の方から聞いていたのは「8.5水害の時に安達太良川逆流して洪水になったのない」ただ『その後ポンプ小屋ができたから大丈夫」だと聞いていたのですが・・・・・
明けて13日、立子山に住んでいる以前の職場の方、T子さんに何か情報が入っているかと、連絡をいれてみました。すると、1名は2階に避難したが救助待ち、職場の上司だった方は自宅は1階の2/3を水没などとのこと。
すぐに駆け付けてもの迷惑がかかると思い、10月20日お見舞いを持ち、本宮の街に行ってみました。街はまだ、消防団の方がホースで泥を流したり、道路の土埃が立たないように清掃車が巡回したり、自衛隊やボランティア・住民の方により、被害にあった荷物がたくさん外に出され、片付けに追われているようでした。
元職場の方のところを何軒か訪問しましたが、買い物などで出かけていたり、職場の片づけに追われたりしていて、S社長だけ会うことができました。 1階は水没したため、1階はすべてリフォームするとのことでした。泥の片づけを一生懸命にやっておられて涙がでました。
11月に入り、本宮が職場だったころに集金で回っていたお客様が、テレビに出演されていました。「事業を再開するのはたいへん」「廃業も検討している」などのコメントをされていました。 すごく残念に思いました。
元職場の方と話す機会がありました。
Kさんはご自身で、パソコンのソフト販売や入力・メンテナンス等の事業をされていました。大事なパソコンは避難させていたので事業はできると聞き安心しました。
また、病院の総務に勤務しているONさん。病院は1階は水没し、何度かテレビの中継にも出ていました。現在は1階を片付け、1部外来が始まっているとのこと。ご自身の車も水没しました。しかし、何とか中古車を購入したとのこと。少しずつ復旧へ前進していることを感じました。
お客様に訪問するために伊達市霊山などに行く機会があります。テレビではあまり、報じられていませんが、がけ崩れや崩壊寸前の建物を見かけました。
河川については水位がインターネットでみることができ、福島市では浸水MAPもあります。日頃からリスクに備えることを再認識する出来事でした。
台風19号の影響により、被害に遭われた地域の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
他の地域も含めて1日も早い復興ができることをお祈りしています。
(by M・S)