令和元年10月1日、消費税が増税されました。可処分所得が増えないうえ、増税や人件費・物流費の上昇により最終製品である生活用品にまで価格が転嫁されていく環境だと思います。お得な情報を利用して少しでも合理的な消費者を目指したいところです。
増税と同時に始まったキャッシュレス還元はキャッシュレス決済の加盟店でキャッシュレス決済を行った場合に2%又は5%がその場で値引き(コンビニ・クレジット決済等)又はポイント還元される仕組みです。この値引とポイント還元の原資は政府の補助金です。
意味するところは税金を課した上で、キャッシュレス決済を使う人に補助金として再分配をしていることであり、使わない人は過度に税金を負担する状態と言えます。是非制度を利用して税負担を軽減しましょう。
そのほか、マイナンバーカードの所有者がキャッシュレス決済を行った場合にマイナポイントというポイント還元を2020年度実施することが予定されています。キャッシュレス還元は令和2年6月までですが、マイナポイントはその後の消費活性化策です。どこかの時点でマイナンバーカードを取得しておいた方が良いかと思います。なお、マイナンバーカードは令和3年3月から健康保険証としても利用可能になる予定です。
(by M・K)