今年、『将軍の日』を3件開催させていただきました。ありがとうございました。
『将軍の日』とは
会社の5年後の「なりたい姿」「あるべき姿」を想像して、具体的に「どのような行動が必要か」「どれくらいの数字が必要なのか」「現状でも会社はなりたい姿になるのか」を検討し計画を立てる会議です。 通常の会計事務所業務というと過去の振り返りが中心です。将軍の日はお客様の未来を一緒にイメージするものです。参加すると普段の仕事とは別に未来をお客様と共有でき、大変刺激を受けます。時には自分のやる気にもつながります。 (#^.^#)
たとえば『痩せたい』という目標に対して、どのような食事や運動が必要かを検討して、計画を立て実行する。 それがライザップです。 どこか似ていますね。
いわば会社版ライザップともいえるかもしれません。
『将軍の日』という名前の由来は
戦国時代、合戦に臨む武将は、戦場からはなれた陣営で戦局を見極め、指揮を執っていました。そんな客観的な視点で経営を見つめ直し、中期5ヵ年計画を立てる日。
戦場である日常を離れ、集中できる環境下で徹底的に計画を立てる時間です。
計画というと数値(予算)のみをイメージされ、苦手という方もいるのではないでしょうか。
具体的に工程を説明します。
■事前準備
投資計画、今後なりたい姿、会社の課題などを考えてもらいます。
■当日10:00~18:30の長丁場
①自社分析(簡単なアンケートに答えると自動で評価されるもの。)
②経営理念の作成(自社の事業の目的を改めて見つめ直すもの。)
③数値計画の検討・入力 (経営者の方がイメージしている今後5年間の売上や経費をMAPというシステムに入力します。そうすると5年後の利益額・貸借対照表・キャッシュフロー計算書などがシュミレーションできます。)
④数値計画を入力した結果、打ち出される具体的な資料で、イメージしたものとズレがあるのかを知り、5年後の目標達成するためにはどのような行動が必要なのかを一緒に考えていただきます。
ちなみに実際に行動するのはお客様です。そのため計画を立てるのはお客様です。
われわれはあくまでサポート役。お客様が苦労して立てた計画ではなく、会計事務所の立てた目標では絵にかいた餅になってしまうからです。
【 実際参加された方の感想を聞くと】
5年後の姿を漠然となんとなくイメージしていた。現状でも十分だと思っていた。しかし、具体的に数値を出されると5年後の姿が自分のイメージしていたものと違っていた。
行動をしなくてはいけないのが分かった。
設備投資を頻繁に行うイメージをしていた。しかし、頻繁にやると借入金の返済が多すぎて資金が回らなくなってしまうのが分かった。きちんと資金状況や売上高を見て購入を検討する。
設備投資の効果と1日当たりの必要売上高が具体的に分かった。
10:00~18:30で最初ながいなぁーと思ったが実際参加してみると集中していたこともあり、あっという間に時間がすぎた。
など以上のような意見をいただいています。
計画といえば、以前K井さんという方に、「お前は来年いろいろ取り組みを始めるのにはいい年。自分自身の計画を作ってもってこい。見てやるから。」と言われ、もう早3年が経過してしまいました。
お客様に勧めておきながら自分の計画が立てられない状況です。あの時K井さんに言われた「何の船」(モーターボート・豪華客船など)で「目的地はどこか」をきめないとだめだぞと言われた言葉が耳に残っています。
来年こそは取り組んで頑張りたいと思います。 (;^ω^)
『将軍の日』に興味のある方は 大和田会計事務所 経営支援部 まで連絡お願いします。
(by M・S)