この基本方針は、厚生労働省がパートタイマーの現状と課題を分析した上で、パートタイマーの雇用環境をより良くしようとする基本方針をまとめたものです。
少子高齢化により労働力人口の減少が進んでいるため、厚生労働省は労働力人口を確保するために、高齢者や女性等、全員参加社会の実現を掲げています。各々のライフスタイルに応じた働き方ができるよう環境整備が必要であると考えており、パートタイマーもその選択肢の一つであるわけです。
最近では、パートタイマーが待遇の不満を訴え、裁判になることも増えてきています。これからは仕事の価値というものをもう一度見つめ直し、時間だけではなく、仕事の内容や責任によって、その価値や評価を決めていく制度への転換が必要なのかもしれません。
(by T.M)