物価高に連動した不況感が強まる印象の強い福島では違和感がありますが、仙台国税局から公表された直近の法人税申告の実績から東北地域の回復状況をお知らせします。
年度
項目 |
令和4年度 |
令和5年度 |
||
件数等 |
件数等 |
増減 |
前年対比 |
|
申告件数 |
164,559件 |
164,987件 |
428件 |
100.3% |
申告所得金額 |
16,644億円 |
18,092億円 |
1,448億円 |
108.7% |
申告税額 |
3,219億円 |
3,469億円 |
250億円 |
107.8% |
気になる「法人税等の調査実績」ですが、平常時に戻り、表のとおり調査件数・調査で非違のあった件数とも前年並みですが、申告漏れ所得は増加しました。
年度
項目 |
令和4年度 |
令和5年度 |
||
件数等 | 前年対比 | 件数等 | 前年対比 | |
実地調査件数 | 3,506件 | 132.7% | 3,403件 | 97.1% |
非違のあった件数 | 2,624件 | 138.0% | 2,505件 | 95.5% |
申告漏れ所得金額 | 211.9億円 | 82.1% | 284.0億円 | 134.0% |
調査による追徴税額 | 57.9億円 | 126.2% | 63.7億円 | 110.1% |
1件当たり申告洩れ所得 | 605万円 | 61.9% | 835万円 | 138.1% |
1件当たり追徴税額 | 165万円 | 95.1% | 184万円 | 113.4% |
順位と業種 | 不正割合 | 順位と業種 | 不正割合 | 順位と業種 | 不正割合 |
1.バークラブ | 59.0% | 4.土木工事 | 31.5% | 7.職別土木建築 | 29.5% |
2.その他飲食 | 42.3% | 5.美容 | 30.8% | 8.廃棄物処理 | 29.2% |
3.外国料理 | 38.8% | 6.一般土木建築 | 29.5% | 9.船舶 | 28.8% |
(文責 税理士 大和田利明)
6月から始まった定額減税により、現場では混乱が生じることも多かったと思いますが、各事業所での対応は令和6年の源泉徴収票を作成したところで一段落できる見通しです。最後、年末調整で注意が必要ですので以下確認していきます。
*国税庁「令和6年分所得税の定額減税のしかた」より抜粋
1.年調減税額を算出:(本人+扶養人数+該当する配偶者)×30,000円
2.通常通り年末調整した後の所得税額から年調減税額を控除する
3.源泉徴収票に正しく記載されているか確認する
上記の通り、今年は摘要欄に定額減税の記載が入ります。記載例は年調減税額(定額減税)を全額控除できたケースです。
扶養人数が多い又は住宅ローン控除の適用等により年調減税額が控除しきれない人も中にはいると思います。その場合は「源泉徴収時所得税減税控除済額〇〇〇〇〇円(実際に控除した年調減税額)、控除外額△△△△円(年調減税額が控除しきれなかった額)」の様に摘要欄に記載します。
合計所得金額が1,000万円超の方が同一生計配偶者を計算に含めた場合や、その配偶者が障害者等の場合には、摘要欄の記載が変わるので、該当する方はご確認ください。
なお、合計所得金額が1,805万円(給与収入のみの場合2,000万円)を超える方や乙欄適用の方は定額減税の対象となりませんのでご留意ください。
令和7年1月以降の給料計算の時に控除しきれなった定額減税額を引くか質問いただくことがありますが、来年も控除を継続することはしません。調整給付金という形で各市町村から給付される見込みです。
(文責 所属税理士 髙橋由里)
※ 誠に勝手ながら、12月28日(土)~1月5日(日)までを年末年始の休みとさせて頂きます。
何の写真か、直ぐわかる人も少なくなっているのかもしれません。
2つの紙の上部に、米沢スキー場と書かれています。
そう、スキー場のリフト券です。
リフト券が2枚並んで移っている意味があるの?
私にとっては、意味があるのです。
私は、リフト券ケースに、前回の券を入れておき
新しい券を買ったときに、入れ替えて古いものを処分します。
写真の2枚を見ていただくと、一方は2019年2月24日で
もう1つは、最近の2025年1月5日となっています。
つまり、約6年のブランクがあったということですね。
2月は覚えていましたが、24日は、はや忘れておりました。
その日は、人生初めての骨折をした日だったのです。
2月24日の昼過ぎともなれば、スキー場といえども暖かく
雪質もやわらかくなっていました。
そんなコンディションで、ある程度スピードを出して滑っていたら
バランスを崩して、スキーの先端が雪に刺さりました。
そのまま宙に飛んで、運悪く肩から落ちて骨折。
折れるときは、本当にボキッと音が鳴るのを、身をもって知りました。
それから、約6年もスキーに行っていなかったんですね。
自分としては、せいぜい4年くらいと思っていました。
折った翌年は、さすがに行く勇気が出ず、その後は
コロナでの外出自粛。昨シーズンはスキー場まで出かけるも
大雪で車が駐車業手前でスタック。助けてもらって、そのまま帰路に。
今シーズンは、車も四駆にかえて、天気予報に注意して
ようやく行けたのでした。
さすがに、骨折後初なので滑り出しは、おっかなびっくりでしたが
1時間も経つと、普通の感覚にもどっていました。
なお、6年の間をおいて変わったと思うことが2つあります。
1つは、お手本を見つけやすくなったことです。
YouTubeで、いろいろな方が滑り方を説明してくれています。
個々人が、滑りの感覚を、それぞれの言葉で表現してくれるので
本だけにたよっていた時代より、わかりやすくなった気がします。
2つ目は、スキー場が頑張っていてくれることです。
6年前は、頑張っていなかったということではありません。
6年前も、きちんと頑張っていてくれたと思います。
なぜ今それを、強く思うのか。お客さんが少なくなっているからです。
感覚的に、6年前より2~3割くらい、お客さんが少なくなっている気がしました。
お客さん減は、減収に直結しているでしょう。
それでも経営努力を重ねて、私たちに極上のレジャーの場を提供し続けてくれる
運営者、スタッフの方々に感謝しております。
(by N・H)