私は、坂本龍一さんのファンで、映画音楽を担当されたと知り、
久しぶりに映画をみてきました。
ネタバレの部分もありますので、タイトルは伏せておきます。
中学生の時に「戦メリ」が公開された世代ということもあり、今回の映画
音楽はCDを購入して予習していきました。
音楽単体でもサカモトさんらしいですが、映画館で流れると、やはり
いいものでした。
なお、今回の映画は写真が1つの題材となっていました。
現在は写真もスマホで日常の一部でしょうが、今回はフィルムで
白黒の時代が舞台でした。
映画のなかで、語られていたのは、「写真とは撮る側の心をもえぐる」
というような事でした。
撮られる側の魂をぬく、という事は写真が世に出たころに言われていた
ように記憶していましたが、撮る側の話しは初めて聞きました。
この話で思い出したのが、有名女優が世に出るきっかけとなったのが
1枚の写真だったというエピソードです。女優さんなので写真自体も良か
ったのでしょうが、有名写真家が見た時に、「こんな写真は撮れない。」と
いうような事を言われたそうです。そして、その写真家さんは、彼氏が
撮影したものだと言い当てたとの事でした。
写真に真摯に向き合っている人だからこそ、撮られる側、撮る側の心を
感じ取ったのでしょうね。
私は絵画展に行く事はありますが、写真展に行った事はありません。
一度足を運んでみようと思います。
(by N・H)