| 令和8年税制改正:NISA制度の拡充について |
令和6年からNISA制度は非課税保有期間が生涯にわたることになり、非課税限度額も1,800万円まで拡大されています。このメリットにより、口座数は国民の4人に1人の2,700万口座を超えています。
さらに今回、18歳以上の口座開設年齢を0歳からの口座開設が可能に変更しました。
この制度の開始は令和9年からとなっています。こどもの名義で大学進学等や成人後の必要資金を早い段階から準備できるメリットが有ります。
| つみたて投資枠 | 成長投資枠 | ||
| 新こどもNISA | つみたて投資枠 | ||
| 対象年齢 | 0~17歳 | 18歳以上 | 18歳以上 |
| 年間投資枠 | 60万円 | 120万円 | 240万円 |
| 非課税保有期間と
運用管理 |
無期限化になる。但し、教育資金として12歳以降に子の同意を得た場合は払出しできる。 | 無期限化 | 無期限化 |
| 非課税保有限度額 | 600万円 | 新こどもNISAの600万円が自動的に移動
1,800万円(うち成長投資枠1,200万円) |
|
| 口座開設期間 | 恒久化 | 恒久化 | 恒久化 |
| 投資対象商品 | 長期の積立・分散投資に適した
一定の投資信託 |
長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託 | 上場株式・ETF・REIT・投資信託
(デリバティブ取引の投信等を除く) |
| 両制度の併用 | 17歳まではこどもNISA | 可能 | 可能 |
0歳から口座開設ができるとは言っても、実際には親が様々な手続きと支援をすることになります。
年間の投資額についても、格差の固定化を避けるために60万円が上限になっています。
令和9年からのスタートを見越して、証券会社からの「こども口座」開設の案内も始まっています。
具体的には、資金の調達として「児童手当」を積立てに回すことや、親や祖父母からの贈与で積み立てることなどが謳われています。
税理士の立場で言えば、1人につき年間110万円の贈与税の非課税枠を上手に使うことが賢明と言えますが、特定のこどもや孫だけを対象としないような配慮も必要でしょう。
(文責 社員税理士 大和田利明)
| 「担保がなくても借りられる時代へ」企業価値担保権とは?
~会社の“将来の力”を担保にする新しい資金調達の考え方~ |
近年、金融の世界で注目されているのが「企業価値担保権」という考え方です。
これまでの融資は、土地や建物などの「モノ」を担保にするのが一般的でした。
しかし、企業価値担保権は一言でいうと、会社そのものの価値(稼ぐ力・将来性)を担保にする
仕組みです。
従来との違い(イメージで理解)
●従来:不動産・預金など「あるもの」を担保にする
●新しい考え方:
👉売上力・顧客・技術・人材など「これから生み出す力」を評価
つまり、「資産が少ない会社でも融資を受けやすくなる可能性」があります。
| 金融機関にとってのメリット・デメリット
メリット ✔ 企業の将来性を評価した融資ができる ✔ 成長企業への支援がしやすくなる ✔ 取引先との関係性が深まる(伴走支援型へ) デメリット ✔ 企業価値の評価が難しい(目に見えない) ✔ モニタリング(継続的な確認)の負担が増える ✔ 経営が悪化した際の回収が不透明 👉つまり 「見る目」と「関わり方」がこれまで以上に重要になる |
| 中小企業にとってのメリット・デメリット
メリット ✔ 不動産がなくても資金調達の可能性が広がる ✔ 成長性やビジネスモデルを評価してもらえる ✔ 金融機関と“パートナー関係”になりやすい デメリット ✔ 経営内容の開示がより求められる ✔ 数値・計画の説明責任が増える ✔ 継続的に業績を見られるプレッシャー 👉つまり 「どんぶり経営」では通用しない時代へ |
これから求められる経営とは?
企業価値担保権の本質はシンプルです。
👉「この会社は将来お金を生み出せるのか?」
これを説明できるかどうかです。
そのためには、
●売上・利益の見通し(計画)
●資金繰りの見える化
●どこで利益が出ているかの把握 が欠かせません。
営支援のご案内(ここが重要)
「うちはまだ難しい…」と感じた方こそチャンスです。
実は、
✔ 数字が苦手
✔ なんとなく黒字
✔ 資金繰りが感覚的
という企業ほど、伸びしろがあります。
当事務所では、
👉「お金の流れを見える化を経営支援」
👉「5年後を見据えた経営計画づくり」 を通じて、
金融機関から評価される会社づくりのパートナー支援をしています。
かなり前の話になりますが、今回は、白河国際カントリークラブでの
2月11日と2月22日の1人予約ゴルフを通して感じた、ゴルフと経営の
共通点についてまとめます。
ゴルフをしていると、「準備」「実行」「振り返り」「改善」という流れが、
まさに経営そのものだと改めて感じました。
2月11日 課題が明確になったラウンド(Check)
2月11日は雨予報でしたが、実際にはほとんど雨は降らず、スループレーで
のラウンドとなりました。
雨予報の影響もあり、前後の組が少なく、落ち着いた環境でプレーすることが
できました。
スコアは129。
ティーショットが安定せず、前半は特に苦しい展開となりました。
一方で、
は比較的安定しており、良い部分も確認できました。
経営でも同じですが、まずは現状を正しく把握することが重要です。
良い点と改善点が見えることで、次の行動が明確になります。
2月22日 準備で結果が変わったラウンド(Do)
2月22日は前回より天候も良く、気温は18度ほどと暖かいコンディション
でした。
この日もスループレーでしたが、コースは混雑しており、待ち時間が発生する
場面もありました。
待ち時間の中で前の組を見ていると、
など、準備不足が進行に影響している場面がありました。
その様子を見て、改めて「準備」の大切さを実感しました。
またこの日は、前回よりもOBが減り、
スコアは110と改善しました。
特別に技術が大きく変わったわけではありませんが、
だけでも結果が変わることを実感しました。
これはまさに経営でも同じだと感じます。
ラウンド翌日にすぐ改善(Action)
ティーショットの不安定さという課題が見えたため、
2月23日にスクールでフォームを見てもらいました。
自分では気づかない癖を指摘してもらい、修正ポイントを確認することができ
ました。
ここで感じたのは、
改善はスピードが重要ということです。
経営でも、
ことで結果が変わります。
ゴルフはPDCAそのもの
今回の2回のラウンドは、まさにPDCAの流れでした。
| ゴルフ | 経営 |
| ラウンド | 実行(Do) |
| スコア確認 | 振り返り(Check) |
| 課題整理 | 分析 |
| スクール修正 | 改善(Action) |
129 → 110と結果が変わったのも、
課題を確認し、すぐに改善行動を取ったことが大きかったと感じています。
小さな改善の積み重ねが結果を変える
ゴルフも経営も、一度で大きく変わることはありません。
この積み重ねが結果につながります。
現在はスクールを週2回のペースで継続していますが、
これは経営でいう定期的な改善活動と同じだと感じています。
仕事でも同様に、小さな改善を積み重ねていきたいと思います。

(by M・S)